2012年 5月26日:おおみや鉄道ふれあいフェア2012

 昨年は東日本大震災の影響で秋に延期となった、恒例のJR貨物大宮車両所&JR東日本大宮総合車両センターの「おおみや鉄道ふれあいフェア」ですが、今年は予定通り、5月の開催に戻りました。昨年の参加はできなかったので、今年は悔いなく参加を決めておりました。



 会場から30分ほど立った後なのですが、まだ入場列が大栄橋の途中に最後部があったので、まずは大栄橋で最後部につくついでに、下にある機関車に注目。入替用のDE111031は、はくつるのヘッドマーク。車体に直接掲示されてますが。


 同じく入替用のDE101099。こちらのヘッドマークは正規の掲示方法ですが、デザインは、E5新幹線塗り分けバック+横向きツバメ+“おおみや”??


 ちなみに会場内から私がみた範囲では、DE101099の北側はあけぼののヘッドマークでした。午後の試乗会乗車証配布の列の折り返し地点から。手前に205系南武支線用が見えます。


 今年の機関車展示。まずは南側のEF5893。今年は機関車周囲の人払いのロープがなかったので、自主形成による機関車回りの確保になりました。ときどき何故か構えている人の前で群れ出す高校生くらいの鉄道ファンの小集団とかいましたが、比較的うまくいっていたかと思います・・・自分が見ていた範囲で。


 北側にはこのような3並び。西側からは午後に順光で撮影しようと思っていたのですが、昼くらいから雲がよくかかってタイミングが合わなかったので、午前中の一コマ。本線寄りは頑張っても3並びをうまく写せませんでした。(狭くて。10ミリぐらいのレンズなら入ったか?)


 一番工場よりのEF8036。2年前の美しい姿のままですが、銘板はやはり外したまま・・・。


 真ん中はEF60510。EF60P初期型は、今は横川に保存されているトップナンバーは、高崎にいる時代から何度も見ていますが、510号機は初めての対面です。こちらも銘板類は全て外されてネジ穴が開いているのみでした。


 本線寄りのEF65535。狭いので、こちらの向き止む無し。2月のイベントで磨かれているので、いつでも動けそうです。JR貨物に車籍が残っている機関車だけあって、銘板等すべて取り付けられています。


 北側から逆光で撮影。今年はヘッドマークの取り付けはなかったのか、自分が見ていた時間はずっとこんな感じで展示されていました。


 今年の試乗会列車は、E657系。新製されたばかりのK7編成。先日甲種輸送を撮影した編成で、この日が初めて客を乗せたとのこと(まだ営業運転してないのですね)です。10両で、1、2号車と、5号車(グリーン車)を除く7両に乗ることができたので、1列車あたり440名、これを9回の試乗会としたので、結構な方が乗れたでしょうか。ただし、整理券はあっという間に配布終了でした。


 11時30分に配布開始の第6回〜9回の列で、第6回のものをいただきました。試乗会の車窓から、ED6217。ちょっと痛みが目立ってきています。


 随分前からここにあると思われる、ワム80000が2両。JR貨物で現役の車両はなくなりましたが、他にJR貨物はどのくらい関東地方に残しているのか・・・。この2両は、見た目状態はよさそうです。まだしばらくは倉庫?として残るでしょうか。


 北側、JR貨物の展示スペースでは、今年は1線のみでしたが、機関車ではなく電車ですね。スーパーレールカーゴの電動車2両連結で展示されていました。機関車だと思っていただけに意表を突かれました(今年は午前中はこちらに来ておらず、先に試乗会の車内から確認していました)。


 コキかと思ったら、レールカーゴの中間車でした。連結器も密連です。外の電動車はまだ検査前のようですが、こちらは検査が進んでいるのか、車体が綺麗に塗装されています。


 庫内で展示のEF651091。運転台見学もこの車。まだ検査初めか。


 EF651091ですが・・・なんで高二。「惜別1000番台」ですって。


 少し離れた位置のEF652092。いやはや、1092だった車ですが、改番されてます。車体はすでに再塗装済み。上の1091と連番ですが、経歴は随分違う車です。


 「誕生2000番台」というこちら。裏に薄く2000番台と書かれているようで、2枚重ねなのかしら・・・


 EF641034が検査入場ですが、ちょうど腐食の補修作業中らしく、腐食箇所にもなる前面の窓(Hゴム固定は結構腐食する)が外されてしまっています。


 台数が多いからか(その上結構走るから?)、いつ来てもEH500が入場していますね。


 先ほどのEF652092は床下が空でしたが、車体釣り上げのためでした。時間になると、何度も釣り上げて南北移動せていて、移動先では機関車の簡単な経歴紹介をしてくださっていました。


 JR貨物のナンバーなどの入札。著名な釜?でしかも1台の半分分のセットでかなり高額になった模様。


 13時からSL部品展示コーナーが開きましたが・・・中に入ると、んー、確かにSLの部品という感じでした。バラバラですね。


 これらのほとんどは検査入場中の真岡のC1266のものです。また、一部はD51468やC57180を復元した時に取り外した煙管や、C6120のストーカーエンジン(模擬稼働中)だったりしていました。


 一足早く会場を出て大宮駅に戻ると、13時50分出発の第9回目の試乗会を終えたE657系K7編成が、まだ閉場前の14時55分ごろに、早くも入替を始めました。DE111031はヘッドマークが外されていました。


 バックで、建物のある線に移動。この後DE11はまた奥のほうに去っていきましたが、E657系はパンタグラフを再び上げていました。私が大宮を去った17時の時点では動かず。


 閉場後の16時20分過ぎになると、展示された機関車が元の高架下へ移動すべく、連結してこちらに出てきました。実質4重連ですね。


 バックして奥に入っていきました。EF65535はJR東日本の保存車ではないので、さすがにこちらには来ませんね。この後DE11のみ本線寄りに戻って終了となったようです。

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